ドクターから

犬も参加のボランティア活動



このたび、本当に久しぶりにこのペットエイドのホームページのレターを追加いたしました。なかなか更新できず、本当に申し訳ありません。
 今回は私が獣医として参加しているボランティア活動をご紹介したいと思います。これは犬と一緒に、あるいは人だけでも参加できるボランティア活動です。
今は、私の勤務先の動物病院の仲間(獣医師、動物看護師、トリマー、しつけインストラクターなどの職種)や、優秀な資格を持ったボランティア犬とその飼い主さんのペアーが一緒に参加してくれます。グループ名は

CANBE(キャンヒ゛イ)Child Animal Nature Bond Education

Can Be(そうなることができる!)という意味の名前になりました。直訳は子供のための動物と自然の絆 教育で日本名はこれに研究会をつけています。愛知県、名古屋市の小学校、児童館、幼稚園、保育園などの教育機関で動物との絆をテーマに動物福祉の体感教育を提供したいと考えています。 今年のテーマは「生物多様性」。愛知県でCOP10が開催されることもあり、 スライドを使ってわかりやすく子供たちに、地球を支える多くの生き物のこと、その中で絶滅しつつある生き物、そしてそれを守るためにどうすればいいのか、などを話します。昨年からはなんと、あの東山動物園も協力してくれています。
そのほかに、パネルや実際犬に協力してもらって、犬の表情、しぐさと気持ちを話し、動物にも感情があって、触ってもらいたくない時もあるし、危険な時もあることを知ってもらい、一方的でない愛情表現や、安全な動物とのふれあいを実体験してもらっています。

私はこの活動を約3年前から行っていますが、このたびこのグループがNPO法人化することになりました。 未来を担う子供たちに、命の大切さを知ってもらう機会やきっかけのひとつとして、今後も活動を続けていきます。
もし、活動について、興味のある方、ご自分の犬と参加してみたい、人だけでも十分、犬のことをお話してくださったり、お手伝いいただけるので、よろしければ下記のHPをご覧くださいね。
「子供のための動物と自然の絆」教育活動
また、お子さんが通っている学校、園などで、ぜひこういう活動をしてもらいたい、などご希望がありましたらお気軽に教えてくださいね。 よろしくお願いいたします。

獣医師 吉田より


第一回 ぼくたちの耳の話 はココ
第二回 犬の皮膚の話 はココ
第三回 犬との生活の中で意識したいポイント5  はココ