チーフトリマーから

プードルちゃん達のお話



< ご来店頭数ナンバー1のトイ・プードル! >

開店当初はAコッカーが多かったのですが、やはりブームですね。
2006年の犬籍登録数(JKC)はダックス、チワワに続き第3位70769頭(2005年より13083増)だったそうです。そのうちトイプードルは69831頭。 みなさんの傍らでスヤスヤ天使の寝顔をしている、プードルさんは、そのうちの1頭かもしれませんね。
ペットエイドにも、たくさんのトイ・プードルさんにご来店にいただいてます。
一生懸命、読み込んだと思われるプードルの本をご持参いただいて「こんなふうにしてください」とおっしゃる飼主さまも多々です。


POODLE
は、愛玩犬の中で利口さ、運動能力の高さ、生活力の強さなど、基本的に優れた犬種といわれています。被毛の抜けも少なく、室内に毛が散ったり抱っこしたときに着ている服に毛がつくような事は少なく、においも一番少ない犬だといわれています。但し、お手入れは必要です。

たくさんみかけるトイ・プードルですが、体高によって4つのバラエティに分けられています。
スタンダード 体高45〜60センチ
ミディアム    38〜45センチ
ミニチュア    28〜38
トイ       28センチ以下(26センチが望ましい)

お洋服を着せたり、カラーリングをしたり、ご希望の多いくまさんのようなテディベアカットだけでなく、いろんなスタイルが楽しめるのもプードルの醍醐味かもしれません。きっと、原産国といわれているフランスの上流階級の貴婦人たちも、同じ気持ちで愛育されていたと思います。

<気をつけたい病気>
外耳炎・脂漏症・流涙症
進行性網膜萎縮 日本での検査機関→カホテクノ http://www.kahotechno.co.jp/
眼瞼内反症・白内障・角膜潰瘍
膝蓋骨脱臼 日本での検査機関→JAHD http://www.jahd.org
レッグペルテス病・内臓疾患

もちろん、病気はこれだけではありません。
毎日一緒に居ることでしか分からない微妙な変化も、時には話す事の出来ないワンちゃんたちのシグナルとなります。「いつもと違う。おかしいな」と思ったときには、早めにお近くの獣医さんに足を運んで下さい。そして、「獣医さんだから分かるだろう」などとは思わず、どんな細かい事も自分の口で伝えて下さい。それが愛犬を守る一つの手段になる事もあります。 女の子を持っている方の多くは、その子の子供を望んでいらっしゃるかもしれません。
その場合は、各犬種の専門のブリーダーに相談し、遺伝性疾患の有無なども出来る範囲で確かめられた上で考慮されることをお勧めします。